田中整体療院

血液循環(官足法)

                 (2023.4.25.作成)(2023.4.25.更新)

◆入力情報(まだ最適化が必要)

官足法で足指先から膝上10cmの間を刺激した時の全ての発痛原因に最適なWQE
(足指先から膝上10cmの間の血流を阻害している全ての原因に最適なWQE?)
上書きで、
官足法で足の反射区を刺激した時の全ての発痛原因に最適なWQE

*足裏に溜まった老廃物を効率的に排出させるには、膝上10cmまでの血流を良く
する必要があります。ですので、まだ入力情報の最適化が必要と思われます。

◆官足法情報

官足法は、足の裏から膝上10㎝までを、揉んで揉んでもみほぐすことによって、
◎血液循環を徹底的に促進させる
◎神経系統(足の裏に集中する各臓器の反射区)の伝達をスムーズにさせる
◎病原体による抵抗力をつけるためのリンパ系統を活性化させる
という一石三鳥の方法です。

≪行う順番≫
一日、片足を15分、両足で30分くらいで終わるようにします。
まず左足から行います(皮膚を傷めず滑りやすくするためにクリームを塗るとよい。必要そうなら「大洋製薬のワセリンHGチューブ」で試してみる予定)。
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①最初に腎臓、輸尿管、膀胱、尿道の反射区を揉み、排泄機能を良くします。
力も強めに、時間も長めに行います。
②親指から小指まで、指の脇や股まで万遍なく揉みます。
③足の裏全体を、指から踵の方へ揉んでいきます。
④足とすねの内側を、指から踵、踵から膝上10cmへと赤棒で揉み上げます。
⑤足とすねの外側を膝上10cmまで赤棒で揉み上げます。
⑥足の甲から膝上10cmの所まで赤棒で揉み上げます。
⑦もう一度、腎臓、輸尿管、膀胱の反射区を揉みます。
⑧次に右足を同じ順番で揉んでいきます。
⑨終わったら、30分以内に白湯を500cc飲みます
(重度の肝臓病、心臓病、腎臓病などの方は、150cc以内)。
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*食後1時間は足を揉まない。
*揉み方は、心臓に向かって汚れをしごきだすように押し下げます。我慢できる最
大限まで力を入れ、汚れをもみつぶします。
原則としては、心臓の方に力を押し込んでいくのですが、あくまでも汚れをもみ
つぶすことが目的ですから、力を入れやすい方向にしごいていけばOKです(左
足にある心臓反射区と、右足にある肝臓反射区だけは、足指先に向かって突き上
げるように力を入れないと、深部の反射区に届きません)。
但し、腎臓機能に障害のある時は力を加減します(特に肝臓と脊椎の反射区)。
排泄機能が間に合わなくなるので、かえって不良反応が起きてしまいます。
*関節は、血管、リンパ、神経、筋などが束になって集まっている所なので、丁寧
に細かくアプローチが必要なケースもあります。
*揉む回数は、一ヶ所1~3センチくらいの範囲を3回しごき、少しずらしてまた3
回しごくというように小刻みにリズミカルに揉みます。
*体にメスを入れて手術をしたことのある人の場合、その箇所が腫れたり、痛みが
出たりすることがあります。
*妊婦、及び骨の形がよく見えている骨の上は、強く揉まないこと(骨膜を痛める
可能性あり)
*静脈瘤へのアプローチ
以下官事務所からの回答。
「赤棒でやって大丈夫です。但し、奥深くに届くように。
また、足首、ふくらはぎ、太腿、鼠径部なども表面は柔らかくても奥が硬くな
っているかと思います。
一点ずつ赤棒の突起を食い込ませて確実に全体を柔らかくすることです。
しっかりやればアザになることでしょう。
血流の滞っている毛細血管は破れやすくなっているからです。
毛細血管は再生され、アザの部分は老廃物とともに吸収され、やがて腎臓で濾
過されます。それを繰り返すうち、静脈瘤は少なくなって行きます。
もちろん腎臓の反射区のある足裏やリンパの流れに重要な甲部なども強く満遍
なくもむことが前提ですが。
なお、高齢の女性で、ご主人が静脈瘤だらけの脚をもんで1か月で静脈瘤が三
分の一になった例もあります。もちろん自分でもできます。」

≪官足法実施により起こる反応≫
1~6週間くらいたつと、尿の色が濃くなり、ニオイが少し強くなります。これは、汚れが排泄されはじめた証拠です。
他に、一時的に次のような反応が出る場合があります。
◎青筋がたつ
→静脈の血液循環が急に活発になったために、静脈が膨れた現象。
◎揉んだ場所や関連する場所が痛くなる
◎くるぶしが腫れる
→リンパ腺に障害がある場合に起こりやすい
◎発熱する
→体内に菌や汚れがたまりすぎて熱が潜伏している時、リンパ腺系統の反射区
を強く揉むと発熱します。
この場合は、もし揉んでいなければ潜伏が延びるだけなので、早期発見でき
たことになります。
◎大腿の皮膚の薄い所から微量の出血をすることがある
→すぐに排泄しきれないほど多量の汚れが妙脈に入って、皮膚の弱い所を破っ
た現象。自然に消えます。
◎倦怠感、口の乾き、凝ったような痛みが出る
→特に関節炎やリウマチの人に多く起こりますが、これは一時的な自然現象。
これらはごく短時間で消える現象なので、心配はいりません。
また、はじめて行う人や、足がとても痛む人が、急に一生懸命もむと、むくんだり青くあざのようになったりすることがあります。
その時は、43~45度の湯に塩を入れて足をつけると治ります。

≪健康体の指標≫
以下4か所にはっきり脈を確認することができれば、臓器に負担がなく、各臓器に行き渡る血液の量が一定であるから、“健康体”と言えます(足の脈が手首の脈と同じように打っていればOK)。
◎こめかみ
◎鎖骨上窩中央
◎手首
足首(内踝下と、内踝と外踝の間で足首屈曲時にできる内踝よりの窪み)
*「足首」部の脈の補足
ここの脈がとれていないということは、くるぶしまで汚れで埋まっています。
なお、脈がとれないばかりか、内踝前側(=下半身リンパ腺の反射区)・外踝前
側(=上半身リンパ腺の反射区)が詰まって凹みがないと、内側の場合は横隔膜
より下の大腸・小腸・子宮(前立腺)・卵巣(睾丸)などの病気になりやすくな
ります。外側の場合は横隔膜より上の呼吸器・心臓・頭部などの病気に要注意と
いう自己診断ができます。

≪あると便利なグッズ≫
グリグリ棒、赤棒(送料入れて、約¥5000)。
時間の取れない方は、グリグリ棒の代りにウォークマットⅡ(別売の“裏板”も)。
*本部は東京の中野。ニセ団体(グッズも)がいくつもあるので注意!

≪官足法を実施した所感≫
実際に官足法を実施した所、グリグリ棒ですら痛い所は耐え難い痛みで、ウォークマットⅡに至ってはとても実行できないくらいの痛みが出ました。
ですから、痛みに弱い方には、継続がとても難しい健康法なのかもしれません。
ですけど、どこが悪いかというのを知るために数回実行されるととても得るものが多いと思います(グリグリ棒だけでOK)。
具体的には、足の反射区表と痛い所を対応させれば如実に問題点が把握できます(爪・皮膚の色合い、硬さ、ひび割れ、お血を示す血管などの情報も改善させてい
く時の指標として大事!)。

話は飛びますけど、中国の古い医学書「黄帝内経」に
【上医治未病、中医治欲病、下医治已病】
という記述があるのを耳にされたことがあるかもしれません。
大まかな意味は
「一流の医者は、病気にさせない。
二流の医者は、病気になりかかっている人を治す。
三流の医者は、病気になっている人を治す」
(要するに、一流の医者は、まだ病気になっていない「未病」を治す)。

この上医レベルになるには、この足の観察及び対処が不可欠ですね。
(真に完治させるには、未病を治すには、この足の血流への対応を抜きにしては、
話にならないと個人的には思い知らされた次第です。本当にほんと、これほど全
身に潜在的な影響を与えているとは全くもって気づけてませんでした・・・。
ちゃんと観察すれば体はサインを発していたというのに・・・)。

(参考書籍)
★「足の汚れが万病の原因だった」官有謀著(1986年)
・「足心道秘術〈2〉続・足の汚れが万病の原因だった」官有謀著(1988年)
・「大自然と人間の健康―その摂理と血液循環理論 」(1992年)
★「老廃物を流す官足法で治る!」行本昌弘著(2017年)

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