田中整体療院

慢性病の主原因、プーファ

                 (2022.10.11.作成)(2023.1.24.更新)


心、思考と身体はいずれも同じエネルギー代謝で成り立ちますが、そのエネルギー
代謝に「プーファ」(多価不飽和脂肪酸)がダイレクトに影響を与えています(大
雑把な全体像は、こちらを参照ください。ご覧頂くと分かりますけど、糖の問題もほぼプーファの問題なので「光のはり5」関連は全削除致しました)。
もう少し説明を加えると、心身の状態が変われば必ずライフスタイルも変わります。逆にライフスタイルが変われば心身も変わります。心身の状態とライフスタイルは相互依存関係にあるからです。
これはサイエンスの世界では既に証明されています。専門用語で「エピジェネティクス」といい、心身に影響を与える遺伝子は環境によってスイッチのオン/オフが影響を受けているのです。
ですから、まずは「プーファの摂取を限りなく減らす」ことがとても大事なのですが(例えば、オメガ3がほとんど排出されるのに最低でも5年を要する)、現実的にはかなり難しいです。
また、プーファの害は、飲食物からだけでなく、放射線電磁波なども関わってくるため厄介です(他にも、エストロゲン、プラスチック製剤、大豆製品、農薬、重金属、ファスティングなどなど)。
ここでは、環境因子以外の光のはりによる対処を以下に示します(かなり複雑なので7割前後に対応する目標で作り込んでいます)。

◆[1]リアルタイムケア

「WQE」を使用していますが、「アマカエシ」も使えそう。
入力情報を①③④⑤⑦⑧の6つに絞っても結果が出ると思います。

有効性の高い入力情報を[2][3]からピックアップし、1ヶ月間、必要に応じて
コールイン的に自動作用させる(検証中で、体重やら体脂肪の減少、体が軽くなる、各疾患の改善、シミなどの美容上の改善、気分の改善、歯肉炎など口腔内の改善、物忘れ・加齢臭・口臭・視力・低体温の改善、・・・などの変化が1月中旬ごろに出てきたら有効な入力と判断できます)。

今から1ヶ月間、消化器系器官の全てのプーファ、過酸化脂質、合成化合物、
内分泌かく乱物質、エンドトキシンに最適なWQE
今から1ヶ月間、消化器系器官の全ての水銀、鉛、カドミウム、ヒ素
にミクロシン・ゼムスターゼの周波数
今から1ヶ月間、全ての脂質体脂肪の中の生理を阻害する
全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE
今から1ヶ月間、全ての細胞とミトコンドリア内のリン脂質と結合した
生理を阻害する全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE[9][10]
今から1ヶ月間、生理を阻害するプーファ・過酸化脂質の遊離に関わる全ての
ストレスホルモン、プーファ、エストロゲン、エンドトキシンに最適なWQE
今から1ヶ月間、細胞にストレスがかかった時に細胞内に入ってくる
全てのプーファ、過酸化脂質、エストロゲンに最適なWQE
今から1ヶ月間、リポリシスで遊離する生理を阻害する
全てのプーファ、過酸化脂質に最適なWQE
今から1ヶ月間、全ての小胞体の膜、シャペロンに結合している全ての過酸化脂質に
最適なWQE
今から1ヶ月間、小胞体にある不要な全ての重金属にミクロシン・ゼムスターゼ
の周波数
今から1ヶ月間、不要なアシルコエンザイムAコレステロール・アシルトランス
フェレースに最適なWQE[10][12]

更に以下も入力しておくといいかもしれません。
今から1ヶ月間、アルカリ性環境の細胞内の全ての
低酸素誘導因子、飽和化酵素、脂肪酸鎖長延長酵素に最適なWQE
今から1ヶ月間、アルカリ性環境の細胞内のフェントン反応で生成する
全てのハイドロキシルラジカルにHHOガスの周波数[20]
今から1ヶ月間、生理を阻害する全ての乳酸一酸化窒素アンモニア
最適なWQE[17]
今から1ヶ月間、生理を阻害する肝臓の全てのプーファエストロゲン
最適なWQE[14]
今から1ヶ月間、必要な所すべてに二酸化炭素の周波数[3]

◆[2]未病・メンテ期

<プーファ源、遊離プーファ源を断つ>
体外プーファ(飲食物から取り込まない)[8][23]
消化器系器官の全てのプーファ、過酸化脂質、合成化合物、内分泌かく乱物質、
エンドトキシンに最適なWQE
②体内産生プーファ
?????(適切な入力情報が分からない)
脂肪に溜まっているプーファ(遊離プーファ源1)[10][12][23]~[26]
全ての脂質体脂肪の中の生理を阻害する全てのプーファと過酸化脂質に
最適なWQE
「より具体的な入力」
全ての脂質と体脂肪のGLUT4(糖運搬体?)と結合している
プーファと過酸化脂質に最適なWQE
その他の部位に溜まっているプーファ(遊離プーファ源2)[9][10][11][24]
全ての細胞とミトコンドリア内のリン脂質と結合した
生理を阻害する全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE
体内に溜まっているプーファを遊離させる因子を断つ
生理を阻害するプーファ・過酸化脂質の遊離に関わる
全てのストレスホルモン、プーファ、エストロゲンに最適なWQE
細胞にストレスがかかった時への対処[21]
細胞にストレスがかかった時に細胞内に入ってくる
全てのプーファ、過酸化脂質、エストロゲンに最適なWQE

<プーファ・過酸化脂質の生成・放出源を断つ>
入力情報の記載は省略
(ストレスを与えるストレッサーの放射線、電磁波、ヒ素、重金属、不眠、精神的
ストレス、外傷、飢餓、プラスチック製剤、エストロゲン等々からプーファが
体内産生されます。適宜、それぞれへの対処が必要です)。

<遊離してくるプーファを分解>・・・上記③④が元なので体感がなければ省略!
脂肪分解(リポリシス)で出てくるものを分解
リポリシスで遊離する生理を阻害する全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE
全ての細胞とミトコンドリア内のリン脂質から遊離する
生理を阻害する全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE[11]

<タンパク質の生成、リサイクル>
機能タンパク質の生成不良→蓄積すると、様々な疾患の原因になる[18]
全ての小胞体の膜、シャペロンに結合している全ての過酸化脂質に最適なWQE
小胞体にある不要な全ての重金属にミクロシン・ゼムスターゼの周波数
⑩変性タンパク質のリサイクルをブロック。その結果、神経変性疾患となる
細胞内タンパク質分解システムをブロックする全ての過酸化脂質に最適なWQE
and
心のバグデータ一括消去など(他、放射線など)[12]

<その他>
全ての白血球に取り込まれた全ての炎症ゴミに最適なWQE[1][7]
生理を阻害する全てのエンドトキシン乳酸アンモニアに最適なWQE[17]
必要な所すべてに二酸化炭素の周波数[3]

◆[3]慢性・急性期(上記にプラスして適宜入力)

<まずは暴徒を鎮める>
生理を阻害するプーファ・過酸化脂質の遊離に関わる全ての
ストレスホルモン、プーファ、エストロゲン、エンドトキシンに最適なWQE

<慢性病の発生・進行の回避>
不要なアシルコエンザイムAコレステロール・アシルトランスフェレース
最適なWQE(プロゲステロンの周波数?)[10][12]

<細胞内がアルカリ性環境になった時への対処>[19][20]
うまく入力すると、著効を示すと予想されますが全体像を把握しきれていません。
アルカリ性環境の細胞内の過剰なNADHに最適なWQE(クワイノンの周波数?)
アルカリ性環境の細胞内の全ての低酸素誘導因子、飽和化酵素、脂肪酸鎖長延長
酵素に最適なWQE
アルカリ性環境の細胞内のフェントン反応で生成する
全てのハイドロキシルラジカルにHHOガスの周波数
生理を阻害する全てのエンドトキシン乳酸一酸化窒素アンモニア
最適なWQE[17]
ミトコンドリア内代謝を阻害する水銀、ヒ素、カドミウム
ヘビメタデトックス

<その他>
⑧生命体の根幹機能低下関連1 [1][4]~[7][9][10][14]
形態形成維持システム、ミトコンドリア代謝、糖代謝を阻害する
全てのプーファ・過酸化脂質と、全てのタンパク質・遺伝子・リン脂質と
結合した不要な全てのプーファ・過酸化脂質に最適なWQE
⑨生命体の根幹機能低下関連2 [2]
甲状腺ホルモン生理を阻害する
全てのプーファ過酸化脂質遊離アミノ酸に最適なWQE
不要な全ての脂肪酸不飽和酵素に最適なWQE[22]
必要な所すべてに二酸化炭素の周波数[3]
胸腺、甲状腺、脳下垂体、視床下部、松果体の全てのエネルギー体に
地上の太陽光の虹色の最適周波数帯域

◆[4]その他

以下は+α対応(必要に応じて追加入力してください)

<進行している動脈硬化、及びあらゆる慢性病>
全ての(動脈硬化部の全ての)白血球死骸、リポフシン、コレステロール
結合したプーファに最適なWQE(参考[12][13][15])
②一酸化窒素の元
全ての細胞内の不要な全ての亜硝酸塩、硝酸塩をアマカエシ

<脳>
③アミロイド異常タンパク質の沈着を防げる
脳の全てのコレステロールと結合したプーファに最適なWQE[12]
④脊髄損傷や多発性硬化症などの自己免疫疾患
全てのミエリンの脂質に結合した全ての過酸化脂質に最適なWQE[4]
⑤脳の神経細胞死の予防
脳の全てのリン脂質に含まれているプーファ、過酸化脂質に最適なWQE

<肝臓ダメージ>
生理を阻害する肝臓の不要な全てのプーファエストロゲンに最適なWQE[14]

<目>
⑦黄斑変性症
網膜色素上皮にある全てのリポフシンに最適なWQE[13]
⑧緑内障
眼球組織にある
不要な全てのプーファ、過酸化脂質、終末脂質過酸化産物に最適なWQE

<シワ>
全てのシワ部のタンパク質分解酵素と結合した全ての過酸化脂質に最適なWQE[5]

<シミ>
全てのシミ部の全てのリポフシンに最適なWQE[13]

<関節の炎症・変形>
全ての軟骨のコラーゲンと結合した全てのプーファと過酸化脂質に最適なWQE

参考

◎[1]形態形成維持システム(モーフォスティシスシステム)とは?
生命体の根幹をなす機能です(免疫システムは、この中の一部)。生命場がつつ
がなく回る為に、生命場を攪乱する毒性物質に目を光らせて、それを前もって処
理するのです。その形態形成維持システムの中心が、白血球の食作用です。
また、胸腺は形態形成維持にとても重要な器官で、視床下部・脳下垂体、甲状
腺、松果体と密接に関連しあっています。そして、第4~7チャクラに相当する
器官と一致しているのは大変興味深い事実です。
ちなみに、プーファは、この白血球の食作用をシャットダウンするのです。従っ
て、プーファ摂取によって白血球の従属変数であるリンパ球の機能も落ちます。
ということは、プーファの食作用廃絶作用(これを「免疫抑制」と呼んでいる)
によって、排出すべき毒物が体内に蓄積していくのです。
◎[2]糖のエネルギー代謝とプーファ
私たちの体の構造と機能を維持する為には、糖のエネルギー代謝を高めることが
必須です。つまり、エネルギー源の糖、果糖を完全燃焼させる事が肝要であり、
その完全燃焼に必要なホルモンが「甲状腺ホルモン」です。
プーファは、この甲状腺ホルモン作用をブロックし、以下3つに大別できます。
(1)甲状腺ホルモンの合成・分泌をブロック
(2)甲状腺ホルモンの血液循環をブロック
(3)細胞レベルでの甲状腺ホルモンの作用をブロック
ちなみに、血液中にプーファや遊離アミノ酸(トリプトファン、メチオニン、シ
ステイン)がある状態というのは、
・糖不足によって体内の脂肪・タンパク質が分解されている
・プーファやトリプトファンなどのアミノ酸を豊富に含むタンパク質(筋肉
部位)を摂っている
のいずれかです。
余談ですけど、糖質制限、つまり脂肪やタンパク質をエネルギー源にすると、長
期的に構造・機能が破壊されていきます。特にガンや自己免疫疾患などの慢性病
は、このエネルギー源が糖質から脂肪にスイッチしているのが特徴です。
◎[3]二酸化炭素の生命維持作用
「糖の完全燃焼」で作り出される二酸化炭素は、特に健康の場を形成・維持さら
には発展させていくのには必須の物質です。二酸化炭素の生命維持作用は、
・組織に酸素を届ける
・細胞内外のミネラルバランス
・タンパク質の過酸化脂質結合のブロック
・熱によるフリーラジカルズ産生抑制
・リーキーガットの抑制
・血管拡張作用
・細胞内の酸化状態のキープ
など多岐にわたります。このことからも、糖のエネルギー代謝が如何に重要かが
うかがい知れるかと思います。
◎[4]糖のエネルギー代謝を低下させる最大物質
それは、プーファが酸化された「過酸化脂質」です。特に、脳、脊髄、心臓など
ミトコンドリアが多い臓器に深刻な影響が出ます。
そのほか、神経を包む鞘であるミエリンという脂質に結合して変性させます。
ミエリンの変性によって、脊髄損傷や多発性硬化症などの自己免疫疾患が発生し
ます。
◎[5]プーファの生理作用
およそ以下に大別できます。
・エネルギー代謝低下(ミトコンドリア代謝障害)
・タンパク質分解酵素ブロック
・炎症の加速
・タンパク質結合
・フリーラジカルズ(活性酸素種、活性窒素種)の産生
このなかでミトコンドリア代謝障害が最大の問題ですけど、既に上で少し触れて
いるので、その次に私たちにとって大切なのは、「タンパク質分解酵素をブロッ
クする」という作用です。
このブロックによって私たちの身体は、以下通り様々な影響を受けます。
(1)タンパク質の消化不良→タンパク質不足、自己免疫疾患
(2)甲状腺ホルモンの産生低下→甲状腺機能低下
(3)血管の血栓を溶かせない→脳卒中、心筋梗塞、血管閉塞症
(4)体内に溜まったゴミ処理が滞る→感染症、ガン、自己免疫疾患
(5)コラーゲン線維の代謝阻害→シワが増える
なお、(5)のシワは、過酸化脂質が結合した物質ですから、一度形成されると
他のタンパク質分解酵素によって分解されません。それゆえ皮膚のシワ、老化が
目立つようになるわけです。
◎[6]過酸化脂質とは?
プーファが酸化したもので、体内のエネルギー産生をダイレクトにブロックして
しまいます。
中枢のエネルギー産生がやられるわけですから、全ての機能、そしてその相互関
係にある構造までが崩れてきます。
身体全体の機能・構造が崩れていくのですから、癌、糖尿病、脳・心臓血管病、
自己免疫疾患、自閉症、神経難病、アルツハイマー病、消化器疾患などの慢性病
や老化の最大の原因になっています。
◎[7]終末脂質過酸化産物(ALEs)とは?
プーファの過酸化脂質がタンパク質と結合して変性タンパク質となったもののこ
と(一旦形成されると、タンパク質のリサイクルがうまくいかなくなる)。この
変性タンパク質は、激しい炎症を起こすため「炎症ゴミ」と読んでいます。
そして、炎症ゴミが蓄積すると、白血球だけでなく、細胞内の小胞体というタン
パク質の維持機能(この小胞器官がやられると、さらに異常プリオンやアミロイ
ドといった炎症ゴミが蓄積する)を持っている器官にもストレス(小胞体ストレ
ス)がかかり、ミトコンドリア障害活性酸素の過剰発生へと進展します。小胞
体ストレスによる異常タンパク質の蓄積は、狂牛病などのプリオン病、アルツハ
イマー病、パーキンソン病、糖尿病などに代表される疾患の特徴ですが、あらゆ
る慢性病で認められる共通因子です。
ちなみに、ALEsは、どの病態でもその中心に位置するほどその悪影響は計り
知れません。鉄過剰、メタボリックシンドローム、糖尿病、動脈硬化、アルツハ
イマー病、レビー小体病、クロイツフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病、ピッ
ク病、X連鎖性副腎白質ジストロフィーなどの発症原因に終末脂質過酸化産物が
あると報告されています。
◎[8]EPAやDHAなどのプーファ合成を誘導するものは?
EPAやDHAを合成する酵素は、現代社会の環境中に溢れているある毒性物質
で誘導されます。その毒性物質とは、プーファと双璧をなすほどの毒性も持つ
ストロゲンです(こちらの「その9」)。
その他、プラスチック製剤、大豆製品、農薬、重金属なども人工合成されたエス
トロゲン製剤同様の作用を持ちます。また、スタンチン製剤、糖質制限、抗酸化
物質の慢性摂取、ファスティング等によってもプーファの合成が高まります。
◎[9]細胞を犠牲にして、ミトコンドリアを守る(肉を切らせて骨を断つ)
私たちの細胞内に毒性の強いEPA、DHAが侵入してきた時に、細胞成分のリン脂
に組み込むという“肉を切らせて”、細胞のミトコンドリア内膜を守るという
“骨を断つ”(最重要の部位を守る)次善策を取ります(ミトコンドリアより細
胞に組み込ませた方がダメージが小さいからです。つまり、DHAやEPAがミトコ
ンドリア内膜に組み込まれることが、老化・慢性病の直接原因だからです)。
◎[10]ミトコンドリアとプーファ
ミトコンドリア内膜にはカルジオリピンという重要なリン脂質があります。この
カルジオリピンにDHAなどのプーファが組み入れられると、過剰な活性酸素種
発生します。
これらの過剰の活性酸素種は、脂質過酸化反応を促進してミトコンドリア内膜の
構造を破壊していきます。
これによって複数のミトコンドリアに深刻なダメージが及んだ場合、細胞は自ら
死滅することを選びます。
◎[11]プラズマローゲンとは?
体内で最多(約20%)のリン脂質のことです。脳、心臓、肝臓といったミトコン
ドリアの多い重要な臓器に豊富に存在しています。
このリン脂質は、プーファ、特にアラキドン酸とDHAを結合しています。したが
って、炎症の場では、細胞内リポリシス(フリーのアラキドン酸やDHAが細胞内
に放出される)が起こります。
DHAなどのプーファが細胞内に放出されると過酸化脂質が大量発生し、細胞
(およびその構成成分)の機能・構造が破壊されます。
◎[12]コレステロールとプーファ
コレステロールにプーファが結合することを、エステル化といいます。エステル
化すると、コレステロールの正常の機能(細胞構造の安定化、ステロイドホルモ
ン・ビタミンD・胆汁酸の合成など)を破壊します。
そして、プーファ自体が、コレステロールとの結合(エステル化)を促す酵素、
アシルコエンザイムAコレステロール・アシルトランスフェレース」を活性化
します(プーファの他に、放射線、ストレスホルモンのコルチゾール、新型コロ
ナウイルスのスパイクタンパク質によって増加するアンジオテンシンⅡ等も同様
に働く)。
この酵素が活性化することで、フリーコレステロールにプーファが結合して、
症ゴミが形成されます(その結果、動脈硬化だけでなく、ガン、アルツハイマー
病などのあらゆる慢性病が発生します)。
つまり、この酵素をブロックすればあらゆる慢性病が治ります。しかし、その酵
素をブロックする医薬品は、臨床試験で、これまで芳しい成果が出ていません。
ということで、副作用の伴う医薬品よりも現実的なのは、保護ホルモンのプロゲ
ステロンが酵素をブロックする働きの活用です。
要するに、甲状腺機能、つまり糖のエネルギー代謝が高めてやってプロゲステロ
ン産生をアップさせます。
余談ですが、加齢で変性した脳には、たくさんのプーファが結合したコレステロ
ールが蓄積しています。実際にプーファがコレステロールに結合する酵素をブロ
ックすると、変性コレステロールが減り、脳組織の変性(アミロイド異常タンパ
ク質の沈着)を防げることが分かっています。
(補足)
脂質、脂肪、コレステロールなどについては、<1><2><3>を参照ください。
◎[13]リポフシンとは?
シミは老人斑とも言われるものですが、正式には「リポフシン」と言います
(老人斑、セロイド色素、肝斑などは全てリポフシンです)。
過酸化脂質を中心として脂肪酸、タンパク質(多くはALEs)やビタミン由来の
蛍光物質、鉄、エストロゲンなどから構成されるALEs複合体のことです。
これも上述のシワ同様、一度形成されるとタンパク質分解酵素でも分解不可。
なお、リポフシンは皮膚だけでなく、全身の臓器にも沈着し、組織にダメージ
を与えます。動脈の壁にリポフシンが沈着したものは「動脈硬化」と呼ばれる
動脈の変性です。
◎[14]非アルコール性脂肪肝疾患
欧米でも最近、アルコールによらない肝臓のダメージが成人の40%近くに見られ
ます。肝臓のダメージは生命体にとっては致命的となります。解毒機能、糖、タ
ンパク質やコレステロールなどの産生が全て低下していくからです。
さて、アルコールによらない肝臓障害とは、どういうことでしょうか?
それは、脂肪の蓄積によるダメージです。これを「非アルコール性脂肪肝障害」
といいます(エストロゲンの蓄積も関与しています)。
これは、高脂肪食(高プーファ食)を日常的に摂取している現代人特有の典型的
な現代病です。現在では、肝硬変・肝臓がんの最大の原因になっています。
この非アルコール性脂肪肝障害においても他の慢性病同様、ミトコンドリアのリ
ン脂質過酸化が原因になっていることが報告されています。
◎[15]動脈硬化の原因
甲状腺機能低下(=糖のエネルギー代謝低下)が動脈硬化の真の原因です。
そして、甲状腺機能の低下をもたらす最大の物質がプーファなのですから、すな
わち、現代人にとってはプーファが動脈硬化の真の原因です。
ちなみに、コレステロール値は、動脈硬化と何の直接的関係もありません。あく
までも、甲状腺機能が低下するとコレステロール値(LDLコレステロール)が上昇する
という相関関係にすぎないのです。
◎[16]糖尿病は、AGEsではなくALEsが問題!
糖はタンパク質に結合しますが、これは極めて遅い反応なので、大量に食品中の
AGEs(終末糖化産物)を摂取しない限りは、通常大きな問題になることはあり
ません。
問題は、体内で産生されるAGEsの方です。プーファの酸化によって形成された
ダイカーボニル(過酸化脂質の一種)が糖とタンパク質に結合することでAGEs
が作られます。
ではありますが、このAGEsの存在そのものよりも、AGEsが形成される過程で
体内の重要なタンパク質の機能が失われることが問題なのです。
そして、高血糖がAGEsを作って糖尿病の症状を出すのではありません。
糖尿病の症状を出すのは、糖ではなく、プーファの最終産物である過酸化脂質が
結合したALEs(終末脂質過酸化産物)が原因なのです。
◎[17]エンドトキシン(内毒素)とは?
エンドトキシンは、腸内微生物の中でも大腸菌のようなグラム陰性菌の細胞壁成
分です。本来はこのようなバクテリアが自分の身を守るために内蔵している毒素
成分です。
私たちの血液中にも腸、口腔内、肺、尿生殖路から移行したエンドトキシンがあ
る一定数存在しています。
高脂肪食やストレスがかかると、血液中にエンドトキシンが高濃度になることが
分かっています。これによって慢性的に全身の炎症が持続する慢性炎症の状態に
なります。
エンドトキシンは、ミトコンドリアにダメージを与えて直接に還元ストレスをも
たらします。一酸化窒素の産生リポリシス(脂肪分解)を促進してPUFAの濃
度を高めることでも還元ストレスを助長します。
エンドトキシンはリポリシスを起こして脂肪を燃料としてエネルギーにする(あ
るいは糖の不完全燃焼)というシックネス・メタボリズム(病気の場の代謝)
と傾斜させるのです。
また、エンドトキシンはダイレクトにアロマテース(=エストロゲンを産生する
酵素)を活性化することで、エストロゲン濃度を高めます
さらにエンドトキシンによって肝臓のエストロゲン、プーファのデトックスがブ
ロックされることで、還元ストレスで出揃うシックネス・サブスタンス(病気の
場の物質)の効果が延長します。
エンドトキシンがガンを増殖させるセロトニンの濃度を高めることも分かってい
ます。
このように、主に腸内で増殖したグラム陰性菌あるいはそのエンドトキシンの血
液内濃度が高くなることは、プーファと同じく還元ストレスを引起し、発がんな
どを促進します。
◎[18]小胞体、小胞体ストレスについて
細胞内に小胞体と呼ばれる小器官があります。
小胞体はタンパク質の運搬システムであり、タンパク質の修飾、脂肪やステロイ
ド合成、カルシウムの貯蔵などの多岐にわたる働きがあります。
小胞体に何らかのストレスがかかると、特にタンパク質の修飾ができなくなり
機能をもつタンパク質を送り出せなくなります。
このような機能を持たない、変性したタンパク質が小胞体に蓄積するとさらに
胞体ストレスが高まる悪循環が起こります。このような小胞体ストレスによって
細胞ががん化します。
また、小胞体の働きに関して、補佐役をする物質(シャペロン)小胞体の膜構
造そのものにプーファの自動酸化でできたアルデヒドが結合することで小胞体ス
トレスが形成されます。低血糖、低酸素、細胞外乳酸蓄積、低タンパクなども小
胞体にストレスを与えます。
近年になって、この小胞体にストレスがかかることでタンパク質の修復がうまく
いかなくなり、ガン、糖尿病、動脈硬化やアルツハイマー病などの慢性病が起こ
ることが注目されています。
◎[19]病気の場は「還元ストレス」から
細胞は過剰なストレスを受けると、それに対処するために膨大なエネルギーを消
費します。この状態が慢性化すると、次第にエネルギー源となる糖と酸素が欠乏
してきます。
そして、酸欠の状態、あるいは酸素の細胞内利用がブロックされた場合(一酸化
炭素中毒やシアン化合物中毒)、糖は不完全燃焼を起こし乳酸に変換されます。
そのプロセスは以下通りです。
低酸素状態では、細胞から「低酸素因子というストレスタンパク質」が放出され
ます。このストレス物質は、糖が代謝されてミトコンドリア内に入る際に必要と
される酵素をブロックする事で糖の不完全燃焼(=乳酸の産生)を起こします。
糖が消費されて乳酸となり細胞内に蓄積してくると、エネルギー源を求めて体の
タンパク質も分解され、これまた最終的に乳酸が産生されます。
このように、糖、酸素が不足した状態では、乳酸が大量に蓄積してきます。
そして、乳酸は、生命場を維持する為の掃除役(白血球の食作用やナチュラルキ
ラー細胞の働き)を妨害する一方、炎症を起こさせて生命場を乱すのですから、
病気の場を形成する主要なファクターなのです。
しかも、細胞内をアルカリ性(還元状態)にします。
そのメカニズムは、乳酸が細胞内に蓄積すると濃度勾配に従って細胞外に放出さ
れます。このとき、同時に水素イオンを細胞内から引き連れていくため、細胞内
はアルカリ性(還元状態)になるのです。
そして、エネルギー代謝障害によって細胞内に乳酸、NADH(電子)等が蓄積し、
最終的に細胞内が還元状態になることを「還元ストレス」といいます。
プーファ一酸化窒素などが、ミトコンドリアのエネルギー代謝(特に電子伝達
系)を障害することで、細胞内に過剰に電子が渋滞して蓄積することで「還元
ストレス」を引き起こします。
また、鉄、水銀、ヒ素、カドミウムなどの重金属も、プーファや一酸化窒素と同
じくミトコンドリアの電子伝達系をブロックして還元ストレスを引起します。
簡単にまとめると、プーファ、低血糖、低酸素などによる還元ストレスこそがガ
ンや慢性病の真の原因です。
◎[20]細胞内還元(アルカリ)状態で何が起こるか?
健康の場では、細胞内は弱酸性にセットされています。しかし、細胞内の環境が
アルカリ性に変わる事で、細胞は安静状態から急に興奮・分裂状態に入ります。
また、細胞内還元状態では、あの危険な重金属であるが、フリーあるいはキレ
ート体の状態で放たれます。
鉄は生体内でフリー(あるいはADP-Feなどのキレート体でも)になると、還元
物質(ビタミンCなど)と反応して「ハイドロキシルラジカル」という最も危険
な活性酸素(フリーラジカル)を産生します(これをフェントン反応という)。
この危険を回避するために鉄はフェリチンというタンパク質と結合させて格納し
ています。
しかし、フェントン反応によって、フェリチンから遊離された鉄は還元物質によ
って還元酸化反応を繰り返す過程でハイドロキシルラジカルを放出し、これがプ
ーファと反応して過酸化脂質を発生させます。これがいわゆる「酸化ストレス
の正体です。
酸化ストレスとは、プーファとハイドロキシルラジカルの脂質過酸化連鎖反応
(触媒として酵素を必要としないので「自動酸化」といい、プーファがある限
り、大量の過酸化脂質を発生させる)で発生した過酸化脂質が生命体にもたらす
ダメージのことを言います。
細胞内を還元状態にする還元ストレスが酸化ストレス(過酸化脂質によるエネル
ギー代謝障害)を引き起こすのです。
以上要約すると、過酸化脂質を産生する脂質過酸化反応というプーファの自動酸
化は、還元状態で放出される「」が必須、ということです。
また、還元状態で遊離する鉄によってトリプトファン・ハイドロキシレースとい
う酵素が活性化します。
この酵素は、トリプトファンというアミノ酸から猛毒のセロトニンという物質を
作り出します。
セロトニンはストレスホルモンの一種で、組織の線維化、細胞増殖などに関わっ
ています。
◎[21]細胞にストレスがかかった時の挙動
一般的に、細胞はストレスがかかると細胞内に水分が入り込みます。
エネルギー代謝がスムーズであるときは、細胞内の水分量はタイトにコントロー
ルされていますが、プーファやエストロゲンといった毒性物質が入ってくると
細胞内外の水分のコントロールを失います(細胞内成分も外側に出てしまう)。
細胞のむくみがひどくなると、これはSOSとなり細胞は機能を失い、分裂へと
舵を切ります。これがガンに向かう赤いカーペットです。
因みに、脳神経細胞の構成成分であるリン脂質には、プーファ(アラキドン酸、
EPA、DHA)が豊富に存在しています。ここに外傷、重金属、あるいは酸化ス
トレス(ミトコンドリアへのストレス)が加わると、「ホスホライペースA2」
という酵素が活性化してリン脂質中のプーファを分解・放出させます。
リン脂質から放出されたプーファから形成される過酸化脂質、エイコサノイドは
強力な酸化ストレスを与えますので、一度過酸化脂質ができると容易に「ホスホ
ライペースA2」が活性化し、それがまたリン脂質中のプーファを分解して過酸
化脂質を産生するという悪循環に陥ります(これはいわば「ホスホライペースA
2」による脳内での核爆発“リポリシス”!)。
◎[22]EPA、DHAが産生される病気の場
リノレイン酸からEPAやDHAが合成されるためには、ある特定の酵素(脂肪酸不
飽和化酵素、脂肪酸鎖長延長酵素)を必要とします。
EPAやDHAが合成する酵素は、現代社会の環境中にあふれているある毒性物質で
誘導されます。その毒性物質とは、現代社会の環境中にあふれている毒性物質
で誘導されます。
その毒性物質とは、プーファと双璧をなすほどの毒性を持つエストロゲンです。
プラスチック製剤、大豆製品、農薬、重金属なども人工合成されたエストロゲン
製剤同様の作用を持ちます。
また、糖質制限ファスティングと同様に、抗酸化物質の慢性摂取も細胞内を還
元状態にし、脂肪酸不飽和化酵素の活性を高める事で慢性病の原因になります。
◎[23]メタ炎症とは?
現代食のような高脂肪食は、それ自体で体内に慢性炎症を引き起こします。この
食事によって起こる慢性炎症を「メタ炎症」と言います。
特に西側の先進国や東南アジアの現代食は高プーファ食(高脂肪食)になってい
るため、食事によって全身の組織に炎症インシュリン抵抗性(高血糖、リポリ
シス)が同時に平行して起こります。
ちなみに、インシュリン抵抗性という現象は、Ⅱ型糖尿病と現代医学が呼んでい
るものです。
狭義には、脂肪組織における慢性・低レベルの炎症を「メタボリック炎症」(メ
タ炎症)と呼んでいます。これは、脂肪組織のインシュリン抵抗性がリポリシス
を引起す事が、全身のインシュリン抵抗性をもたらす開始サインとだからです。
従って、「メタ炎症」は、高脂肪食(高プーファ食)による脂肪組織のリポリシ
スによって、脳を含めた全身に慢性炎症を引起す病態を総称しているのです。
全身の慢性病だけでなく、サルコペニアとよばれる筋肉減少症などの老化現象の
直接の原因ともなるのです。
◎[24]メタ炎症の理解は、インシュリンの作用を理解することから
インシュリンは、膵臓のベータ細胞から分泌されますが、作用する代表的な組織
は、脂肪組織、肝臓、筋肉、血管内皮細胞などです。
インシュリンの基本的は作用は、糖の細胞内利用(血糖低下)脂肪合成です。
それでは「インシュリン抵抗性」とはどういった状態でしょうか?
「インシュリン抵抗性」=「インシュリンに対する細胞の反応性の低下」、つま
り、細胞のアンテナのインシュリンへの反応が低下した状態を指します。
したがって、インシュリン抵抗性になるとインシュリンの作用の反対が起こると
考えてよいです。
インシュリン抵抗性では細胞内に糖が入ってこないために、脂肪やタンパク質を
エネルギーの燃料にせざるを得ません。脂肪(特にプーファ)をエネルギーの燃
料にすると、電子伝達系から活性酸素種・窒素種が過剰に発生することから炎症
オンになります。
重要なのは、インシュリン抵抗性では脂肪組織においてリポリシスが起こる事
そして筋肉・肝臓・心臓などに脂肪が過剰に蓄積することです。これはいずれも
炎症をオンにしていきます。
ちなみに、リポリシスを止めると、インシュリン感受性が高まり、糖のエネルギ
ー代謝が改善します。リポリシスが止まれば、血液中の遊離脂肪酸がなくなるた
め、ランドル効果によって糖の細胞内利用が高まるので、これは当然の結果とい
えます。
◎[25]メタ炎症で重要な脂肪―――病はリポリシスから
メタ炎症の特徴である全身のインシュリン抵抗性の引き金は、脂肪組織にありま
す。高プーファ食では、使用されない余剰分の脂肪、特にプーファは脂肪組織に
蓄積し始めます(飽和脂肪酸はエネルギー源としてプーファよりも優先的に使用
されます)。
まずは皮下脂肪(白色脂肪)に蓄積し、スペースがなくなれば、内臓に蓄積し始
めます。
プーファの蓄積する脂肪組織において、自動酸化されて形成される過酸化脂質が
まず脂肪組織の糖運搬体(GLUT4)に結合します。これによって、糖運搬体の機
能・構造が破壊されて、脂肪組織において糖を細胞内に入れることができなくな
ります。つまり、高プーファ食では脂肪組織が全身の他の臓器に先駆けてインシ
ュリン抵抗性になります。
脂肪組織がインシュリン抵抗性になると、インシュリンのリポリシス抑制効果が
なくなるため、遊離脂肪酸(プーファ)が脂肪組織からリポリシスによって大量
に血液中に放出されます。
この脂肪組織のリポリシスによって筋肉や肝臓など本来の場所ではないところに
脂肪(プーファ)が蓄積します。このプーファの蓄積によって、筋肉・肝臓そし
て脳などの組織が次々とドミノ倒しのようにインシュリン抵抗性になっていきま
す。まさに「病はリポリシスから」なのです。
◎[26]メタ炎症は脂肪組織のインシュリン抵抗性から始まる
小胞体ストレス、リポリシスによる臓器の脂肪蓄積&脂肪のβ酸化(脂肪を燃料
とする)、炎症性サイトカインは、最終的にミトコンドリアにストレスを与えて
過剰な活性酸素・窒素種を発生させます。
これが鉄及びプーファと反応して速やかに過酸化脂質を形成します。過酸化脂質
が脂肪細胞の糖運搬体(GLUT4)に結合することで、脂肪細胞内に糖が入らなく
なります(=インシュリン抵抗性)。
これによってリポリシスが開始され、全身でインシュリン抵抗性を引起します。
メタ炎症の開始は、プーファ過剰による脂肪のインシュリン抵抗性から始まる!
と言えます。
◎[26]糖の運搬体(GLUT4)のブロックがメタ炎症の最大のメカニズム
インシュリン・シグナルのブロックは、糖の運搬体(GLUT4)のブロックによる
結果として起こることが報告されています。
つまり、インシュリンのシグナルがダメージを受けるのではなく、最後の糖の運
搬体(GLUT4)へのダメージが実際はインシュリン抵抗性(糖を細胞に入れられ
ない)を引起こしているということです。
それでは何が糖の運搬体へのダメージを引起しているのでしょうか?
高プーファ食によって、ミトコンドリアに様々なストレスがかかり活性酸素・窒
素種の過剰産生を引起します。
また、高プーファ食によって、プーファそのものが糖の代わりにミトコンドリア
の燃料として使用されることだけでも、過剰な活性酸素・窒素種の過剰産生を引
します。
この過剰な活性酸素・窒素種は、細胞内にある鉄と反応してハイドロキシラジカ
ルという最も反応性の高い活性酸素種を産生します。そして、近傍にあるプーフ
ァと反応して過酸化脂質を作ります。
この過酸化脂質が糖の運搬体に結合して機能・構造を破壊することが、真のイン
シュリン抵抗性の原因なのです。
しかし、それよりも重大な要因は、鉄とプーファの反応によって過酸化脂質が発
生し、その過酸化脂質によるインシュリン抵抗性によってリポリシスが起こるこ
となのです。


(参考書籍)
・「プーファフリーであなたはよみがえる」崎谷博征著(2017年)
・「糖尿病は砂糖で治す!」崎谷博征著(2017年)
・「病はリポリシスから」崎谷博征著(2017年)
・「ガンは安心させてあげなさい」崎谷博征著(2018年)
・「慢性坊は現代食から」崎谷博征著(2018年)
・「新・免疫革命」崎谷博征著(2018年)
・「オメガ3の真実」崎谷博征著(2019年)
・「オメガ3神話の真実」崎谷博征著(2022年)

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