胃を整える
(2024.4.20.作成)(2024.4.21.更新)
入力情報
①自律神経の緊張状態を解く(緊張が解消されるなら、どんな入力でもOK)
今から72時間、自然の生理機能が阻害されているところ全てに
ヒューミックシェール由来の最適なフルボ酸溶液の周波数
②内臓の位置・機能を整える
今から72時間、脊椎と胸郭と肋骨と骨盤と回盲弁に
マルチウェーブオシレータの最適な発振周波数(参考)
上書きで、
今から72時間、脊椎と胸郭と肋骨と骨盤と回盲弁と全ての内臓の位置に
最適な念波の周波数
③胃の萎縮部を改善
今から72時間、
胃の全ての萎縮部にマルチウェーブオシレータの最適な発振周波数
上書きで、今から72時間、胃の全ての萎縮部に動物性のレチノイン酸の周波数
上書きで、今から72時間、胃にいる全てのピロリ菌に
レイマシーンの最適な搬送波と全ての致死周波数
④胃酸分泌の促進(胃酸を分泌する腺細胞などを整える狙い)
今から72時間、
胃酸分泌に関わるところ全てにキントン・アイソトニックの周波数
⑤仕上げに、胃の全体調整
今から72時間、胃にパラレルワールドの正常で自然な胃の周波数
*生理機能
解説
◆内臓の位置
「内臓の位置」が本来あるべき位置から下がるだけで、内臓機能の低下だけでな
く、こちらの内臓関連痛まで出てくることもあります(痛みまでいかなくて、コリ、違和感のこともある)。
ちなみに、内臓下垂の方は、各臓器が下垂しており、なかでも胃と肝臓が異常なほど下垂しています。
また、「骨盤の傾き・開き」も関係します。骨盤が後傾し開くことにより、内臓の下垂がさらに進み、食道や胃、肝臓が引っ張られてしまいます。
(余談)
胃下垂で怖いのは、胃下垂がひそかに少しずつ進行し続けることです。
それによって下半身の血液の流れが悪くなり太っていきます。さらに下半身がある程度太くなると、今度はだんだんと上半身も太ってきてしまいます。
また、胃下垂は、他の臓器の下垂も招き、腎臓、小腸、大腸、さらに子宮、卵巣、膀胱等にも多大な影響を与えます。
◆幽門の狭窄と過酸症
胃で消化された食物は、幽門を通って十二指腸に流れていきますが、何らかの原因で幽門が狭くなってしまうと、うまく流れていかず胃の中で発酵してしまいます。
幽門が狭くなる主な原因を3つ示します。
一つ目。
胃にリンパがうっ滞したり胃壁のうっ血などによって胃の筋肉運動が鈍感化するためです。症状としては、大量のガスに苦しんだり、膨満感がみられます。
二つ目。
胃液の酸度が異常に高くなり(過酸症)、消化性潰瘍、胃炎などを生じるためです。症状としては、胸やけやゲップ、空腹時の胃痛、吐き気などがみられます。
三つ目。
肋骨の変位(特に胸椎3~7番)によってすぐ下にある横隔膜に影響が及び、横隔膜が硬くなって下垂してしまいます。
その結果、他の臓器も下垂しますが、なかでも胃と肝臓に負担がかかり、食道下部、噴門も下がりますし、幽門も狭くなります。
◆回盲弁
大腸と小腸の間にある回盲弁は非常に重要です。大腸と小腸は消化器官において分泌と再吸収という非常に異なる機能を担うからです。数ある中で、これらは完全に異なるバクテリアのフローラを有します。
スムーズな食物の代謝、老廃物の排泄、そして逆流を避けるためには、回盲弁の規則正しい機能が非常に重要です。
その機能阻害の影響は、
・長期的なストレスによって妨げられる自律神経系
・胸椎移行部の椎間関節からの髄節反射負荷
・医薬品の作用や誤った栄養摂取
に及びます。
不調は、腸からの毒素の再吸収や、末梢に作用が及ぶ機能連鎖を通した髄節反射によって説明されます。
具体的な症状例は、以下通り多岐にわたります。
<消化器官>
・便秘と下痢を交互に繰り返す
・横隔膜から胃の噴門部と幽門部まで消化器官全体に痙攣性障害
・偽虫垂炎
・機能的上腹部不調
・肝臓代謝障害
<運動器官>
・胸椎12番の刺激、胸椎の不調が生じることがまれになる
・大腰筋拘縮とあらゆる副症状
・右鼠径部の疼痛と右下肢の弱まり
・腰椎椎間板ヘルニアを含む股関節坐骨神経痛
・右肩に偽滑液包炎(まれに左側もある)
・頸部硬直
・線維筋痛症に似た症状
・手根管症候群のような末梢神経刺激
<胸郭部の症状>
・動悸
・胸郭部疼痛
・ロエムヘルド症候群
<頭部エリアにおける症状>
・片頭痛のような疼痛
・偽メニエール病
・耳鳴り
・副鼻腔炎
・結膜炎、遠近調整障害
・暗い目の隈
<一般的な症状>
・吐き気、衰弱、一般的な疲労感
・午後にめまいが生じる
・浮腫形成、特に下半身
・突然の喉のひどい渇き
◆胃酸の分泌が健康への第一歩
ヒトは窒素を栄養素として取り込むことができないので、窒素含有のアミノ酸でできている「タンパク質」を動物や植物から摂取する必要があります。
そして、タンパク質は、胃で「ペプチド」に消化され、腸で「アミノ酸」に分解されて吸収されます。
その後、体の様々な用途として働けるように、肝臓で再合成されて全身に運ばれ機能しています(心身のほとんどは、タンパク質を中心とした栄養素でつくられて機能している)。
さらに栄養素の多くは、タンパク質と結合して運ばれ、吸収されます。
このように、タンパク質は生理的に大事ですが、実は、多くのヒトに不足している栄養素なのです。
では、なぜ不足してしまうのでしょうか?
その大きな原因は、「胃酸」にあります。
胃酸の役割というのは、五大栄養素の中で最も重要なタンパク質の「消化」です。
胃酸の分泌量が低下すると、食べたタンパク質が未消化のまま大腸に運ばれ、悪玉
菌のエサになります(腸より先に胃を整える必要あり!)。その結果、腸内細菌のバランスが崩れ、腐敗発酵により、アンモニアや活性酸素が生成されます。
ということで、タンパク質不足(吸収不全)の根本原因は、胃酸分泌量の低下にあるのです。
また、胃酸は、大事な大事なミネラルの吸収にも関わるので、胃酸分泌量の低下の影響ははかり知れないものがあります。
◆現代人は胃が委縮している
現在のストレス社会では、若年者でも交感神経の過緊張で胃が委縮しています。
胃が委縮すると、胃酸の分泌量が減少します。
胃酸が分泌されないと、上述のように、体を構成する基本栄養素のタンパク質が消化できません。胃で消化されなければ、腸で吸収される大きさの分子のアミノ酸まで分解できず、大腸で腐敗発酵します。
その結果、大腸の腸内環境を悪化させ、吸収不全によるタンパク質不足が、様々な心身の不調を招きます。
ちなみに、胃酸の分泌量は、現代人の90%以上が減少しています(こちらにも記載していますけど、胃酸過多とご判断し胃薬を服用し、かえって胃を悪くしていく流れにあります。真実は逆!)。
その原因として考えられるものは以下通りです。
・交感神経の過緊張(精神的ストレス)で胃の運動が低下し、胃酸の分泌が悪い
・胃酸を分泌する腺細胞が働くためのカルシウムが不足している
・加齢やピロリ菌で胃が委縮している
・胃液のムコ多糖類を合成するタンパク質が不足している
・制酸剤の長期服用(薬剤性)
なお、胃の粘膜再生には、細胞の異形化を改善する栄養素の「ビタミンA」が有効です。萎縮が進み過ぎている場合は動物性のビタミンA代謝物質「レチノイン酸」(<1><2>)が有効です。